動脈硬化とは
動脈硬化は、動脈が詰まったり、硬くなったり、狭くなったりして血液の流れが滞る状態のことをいいます。
これらの状態は“血管の老化”や“コレステロール値の異常”などによって引き起こされます。
この状態を放っておくと、血管が詰まったりして心筋梗塞、脳梗塞など命を落とす重病を引き起こします。
動脈硬化は治療して治すことはできませんが、定期的な検査、診察で動脈硬化の進行を遅らせることはでき、心筋梗塞などの重病のリスクを下げることができます。
動脈硬化自体には症状はありませんので、検査で調べるしかありません。
検査を受け、現在の動脈硬化の状態を把握することが重要になります。
動脈硬化の種類
動脈の内側に高血圧や高血糖などの症状から粥状の塊(アテローム)ができ隆起(プラーク)した状態をいいます。
プラークは成長し血管を狭くしたり、突然プラークが破れ血管内で血液が固まり(血栓)、動脈の内腔を塞ぐこともあり臓器への酸素や栄養成分の輸送に障害を引き起こすことがあります。
心筋梗塞、脳梗塞、肺血栓など命を落とす重病の引き金になります。
動脈血管(脳や目の網膜などの細い動脈)の弾力性がなくなってしまう状態をいいます。弾力性がないので血圧が高くなると破裂してしまいます。
脳出血など命を落とす重病の引き金になります。
動脈硬化を放置していると